切断・加工について
2023-06-20 切断・加工について | 30°以下の鋭角切断が可能な鉄・ステンレスのパイプサイズや条件をご紹介します。 |
こんにちは!
大阪市平野区にあるヒグチ鋼管です。
ディスプレイのデザインやオシャレな家具を製作する際など、鋭角に切断したパイプが必要な場合があります。一般的な切断機だと45°程度までしか切断できず、切断後サンダーなどで削ったり、細かく寸法を測り計算する必要があったりと1本切るだけで数十分も時間がかかってしまうこともあります。ヒグチ鋼管には鋭角に切断できる専用の機械があるため、30°以下の鋭角切断が可能です。以下、鋭角切断の例や注意点などをご紹介します。
目次
1. 鋭角切断の例
2. ご注文時に必要な寸法
3. 鋭角切断の注意点
1. 鋭角切断の例
STKMRR 40X40X1.6 角度20°
STKMRR 40X20X1.6 40面 角度20°
STKMRR 40X20X1.6 20面 角度20°
鋭角に切断している様子はYouTubeに動画を載せておりますので、ぜひご覧ください。
2. ご注文時に必要な寸法
両ナナメ切りの場合
平行切りの場合
基本的には長い方の一辺寸法で伝票には記載しています。
ご注文の際は一辺の寸法を記載いただけると助かります。
外々の寸法や短い方の辺の寸法で記載いただいても大丈夫ですが、必ずどこの寸法を指しているかを明記ください。
3. 鋭角切断の注意点
鋭角切断した際、パイプのサイズや角度によって刃が流れるため切断面が平行にならない場合があります。
また、角度が鋭角になるほどバリも大きくなったり寸法精度がでにくかったりします。在庫サイズの45°以上の角度切りや直切りは寸法公差±0.5以内ですが鋭角になるとそれ以上になる場合がありますのでご了承ください。
鋭角切断に関してはサイズによって可能な角度が変わりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。