当社は、主に陳列什器の柱(スリットパイプなど)やテーブルの脚、椅子のフレームや階段の手摺などに使われる丸パイプや角パイプ、異形パイプを販売しており大阪東地域に密着した営業展開をしている鋼管問屋です。
顧客の多くは、この地域の金属製品製作会社です。
取扱商品のメインはパイプですが、昨今はフラットバーやアングルなどの鋼材鋼板、ステンレスなどの非鉄金属の販売増が目立っています。
そういうことで、当社は鋼管問屋の枠にとらわれず、大阪東地域において鉄鋼素材全般を取り扱う鉄鋼問屋になっていきたいと考えています。
当社の特色は、仕入れた材料を右から左へ流通させることよりも、切断・曲げ・穴あけ・面取り・スリット加工・フライス・レーザーなどの二次加工をして販売することに重きを置いている点です。
それらの二次加工の多くを内製化しており、スピーディな対応が可能です。
これから2025年ぐらいまで、世代交代の波が中小零細企業に押し寄せ、後継者のいない会社は廃業せざるを得ません。
もし鐵鋼流通に関わる同業者ならびに金属加工業者が廃業を余儀なくされる場合、当社がその受け皿になって事業を引き継ぎ、この地域における円滑な鐵鋼流通を守っていきたいと考えています。
実際、今まで取引のある加工業者4社が廃業し、4社が当社に合流しました。2件は切断加工専業(2005年と2006年に合流)、1件はパイプ曲げ加工専業(2011年8月に合流)、もう1件はスリット加工専業(2013年8月に合流)です。
今後も後継者不在で困っている町工場があれば、進んで手を差し伸べていきたいと考えています。